Introduction to Scrum Patterns

Introduction to Scrum Patterns

1. Regional Scrum Gathering Tokyo 2016 Introduction to Scrum Patterns 2016/1/18 大崎ブライトコアホール Kiro Harada Attractor Inc. Scrum PLoP
2. Agenda パタンとは? パタンランゲージ? Scrum とパタン Scrum PLoP Scrumパタンの例 まとめ
3. Patterns パタンって何だろう? パタン(パターン)って聞いたことありますか?
4. パタンな本たち
5. Christopher Alexander 建築家 アーキテクト
6. A Pattern Language 人々が「心地よさ」、「生き 生きとした感じ」を受ける町、 建物、施工に繰り返し現れる 253のパターンをまとめたも の。
7. 盈進学園東野高等学校 http://eishin.ac/about_campus.php
8. パタンとは? ある文脈で繰り返し起きる問題を解決する方法。名 前がついている。文脈に課されている制約、解決を 実施した際に現れる新たな文脈、関連するパタンや 実施例なども含まれることがある。
9. Alexander’s Definition Each pattern describes a problem that occurs over and over again in our environment and then describes the core of the solution to that problem in such a way that you can use this solution a million times over without ever doing it the same way twice.
10. パタンは、 すでに実績のある解決方法 Rule of 3 : 少なくとも三つの実施例があること 作業指示ではない。そうできるなら、自動化してし まえ。
11. A Pattern Form Name Problem Context Forces Solution Resulting Context Known Uses Related Patterns
12. パタンの形式 名前 問題 文脈(状況) フォース 解決策 結果として現れる状況 利用例 関連するパタン
13. パタンの使い方 パタンは、一つづつ使う (ある状況における問題を解決できる) 結果として現れる状況が、新たな問題を生むかも しれない。 新たに生まれた問題には、別のパタンを使う
14. パターンのシーケンス B A A→B→D C A→C→D A→D→E D E
15. A Pattern Language 複雑な課題にとりくむために 生き生きとしていて、全体として成長を続けるために 専門家と実際に使う人を断絶させないために
16. PLoP - Pattern Language of Programs 1993年にパターンのソフトウェアへの応用を考える ソフトウェアエンジニアが集まる(コロラド州ヒルサ イド) 1994年に最初のPLoP (Pattern Language of Programs) を開催(イリノイ州アラートンパーク)
17. パタンランゲージの例 (ほんのすこし) 組織パターン Fearless Change 絵本を読むときのパタンランゲージ
18. おさらいのために
19. Scrum
20. Scrum Patterns
22. http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20111217/1324131382
23. ScrumPLoP
24. A bit of History 2010 Stora Nyteboda, Sweden 2011 Helsingør, Denmark 2012 Helsingør, Denmark 2013 Helsingør, Denmark 2014 Helsingør, Denmark 2015 Porto, Portugal 2016 Porto, Portugal (Planned)
34. How we work
35. A week of Scrum PLoP
36. Writer’s Workshop
37. ライターズワークショップ 書かれたパタンをよりよくするための場 著者はパタンの重要な部分を一部読み上げる 気になる点、レビューしてほしい場所などを伝えることもある 著者は、Fly on the Wall (壁にとまったハエ)になる
38. 参加者は、パタンのよいところ、気に入ったところ を話す。 参加者は、パタンの改善できるところを話す。 パタンのここを直せばもっと良くなるという形 で。 参加者は、パタンの好きな部分を話す。
39. 議論が終わったら、著者を呼び戻す。 著者は、参加者のコメントの意味がわからない場合 は、明確化のための質問をしてよい。反論の場では ない。 パタンをつくってくれたことに対して、参加者は著者 に感謝の意味を込めて拍手する。著者はレビューの 感謝の意味を込めて拍手する。
40. よい意見、すごく同意できる意見が出たときは、 「Gosh!」と言う タイポ、スペルミスなどの些細な課題は、パタンに メモをして、最後に著者に渡すようにする
41. ライターズワークショップパタン http://c2.com/cgi/wiki?WritersWorkshopPatterns
43. Scrum は、 どうやって生まれた?
44. Organizational Patterns
45. The new new product development game
46. Empirical Process Control
47. TPS and Lean
48. Some Patterns ここから 読める
49. デイリースクラム デイリースクラムって何? 何をやるの? どうやってやるの? 何のため?
50. デイリースクラム スクラムチームが組まれスプリン トが始まった。スプリントバック ログを作成し、スプリントゴール の達成のために働き始めた。ヘル ムート・カール・ベルンハルト・ フォン・モルトケの言う「敵に遭 遇したら、計画は常に変わる」と の言葉の通り、スプリントプラン ニングで作られた計画は、すぐに 古いものになってしまう。
51. デイリースクラム それゆえに: スプリントの再計画をするための短いミーティング を持つ。開発者から時間を奪わないように、厳密に タイムボックスを守り、その日の計画に集中する。
52. どうやって使えばいい? スクラムをやってみて困ったら パタンを読んでみてください
54. ScrumPLoP の目標 スクラムの実施で得られた、パタンの改善、新たな パタンを集めて、共有したい。 Calling for Patterns / Submissions まずは、本の形にまとめたい。
55. 個人的な目標 ScrumPLoP を日本で開催したい。 Scrum に関わるパタンを日本語で議論して、日本語 で書きたい。 英語で考えて翻訳するのと、日本語で考えて日本語 で推敲するのは、Quality に違いがありそう。 日本語のパタンを再び英語に翻訳したい。
56. Questions? ご質問は? こちらでも Facebook: harada.kiro Twitter: @hardakiro
57. The Scrum Field Guide (Mitch Lacey) 和訳が出ます! (安井力、近藤寛喜、原田騎郎 訳) 「本書はガイドとして、ス クラムの初歩から熟達に向 け、現実的な方法を指導し てくれる。 …より高度で実践的な、ス クラムフレームワークをあ なた自身とあなたのチーム で機能させるためのガイド だ。」 (ジム・ハイスミス) 発売日: 2月下旬予定 予価: 3,480円 マイナビ出版 57
58. The Scrum Field Guide (Mitch Lacey) 和訳が出ます! (安井力、近藤寛喜、原田騎郎 訳) 「本書はガイドとして、ス クラムの初歩から熟達に向 け、現実的な方法を指導し てくれる。 …より高度で実践的な、ス クラムフレームワークをあ なた自身とあなたのチーム で機能させるためのガイド だ。」 (ジム・ハイスミス) 発売日: 2月下旬予定 予価: 3,480円 マイナビ出版 58
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アジャイルコーチ、ドメインモデラ、サプライチェーンコンサルタント。認定スクラムプロフェッショナル。 外資系消費財メーカーの研究開発を経て、2004年よりスクラムによる開発を実践。ソフトウェアのユーザーの業務、ソフトウェア開発・運用の業務の両方を、より楽に安全にする改善に取り組んでいる。

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